現在、女性の3人に2人は便秘だと言われています。また、便秘による腹痛に悩んでいる人もとても多いです。辛いですよね。お腹の下の方がキリキリと痛んだり、突然ズキっとした痛みが襲ってきたり・・・
私も便秘に悩んでいた時は、お腹が張っている時や、ストレスを感じる時に腹痛がよく起こっていました。実は、腹痛が起こっているのは内臓が大きなダメージを受けている証拠なんです。ときどき、仕事や家事にも手が付けられないほどの痛みが急に来て、「今すぐに解消法が知りたい!」という人も多いのではないでしょうか?便秘による腹痛に悩んでいる人はぜひ、読んでみてください。
目次
なぜ便秘になると腹痛が起こってしまうのか

便秘で腹痛が起こってしまう時、
- 腐敗したガスが腸にたまっている
- 腸がけいれんしている
この2つが原因で起こっていることがほとんどです。私は両方経験したので、それぞれの原因と解決した方法をご紹介したいと思います。
腐敗したガスが腸を圧迫して起こる腹痛

お腹がパンパンになって、しょっちゅうおならが出てしまう時ってありませんか?私はそんな時、よく腹痛が起きていました。
便秘によって便が排泄されずに腸内にたまってしまうと、インドールとスカトールと呼ばれる腐敗ガスが分泌され始めます。この2つのガスが腸の中に充満してしまうと、腸の周りにある臓器を圧迫して、腹痛を引き起こすのです。
このガスが原因の腹痛は、身体を丸めると痛みが少しおさまり、身体を反らすとさらに痛みが強まるんです。また、その他にもこのような症状があります。
- お腹が張る
- 常に腹痛がある
- しばらくの間便意が起きない
また、腐敗ガスは腸から血液に入り込み、全身に巡ってしまいます。これは肩こりや腰の痛みを引き起こします。
このタイプの便秘は、長引けば長引くほどガスがたまり、どんどん痛みが強まってくるのでできるだけ早く改善したいですね。
ガスがたまってしまう原因

ガスが腸にたまってしまうのにはいくつかの原因があります。私は昔から冷え性で体が冷えやすく、ストレスが多かった事でガスをためやすい体質になってしまっていたようです。あなたにはどの原因が当てはまっているか、チェックしてみてください。
腸が冷えている
暑いときに冷たい飲み物ばかり飲みすぎたり、冬でも飲み物に氷を入れたりしていると、腸が冷えてガスがたまりやすくなります。
女性ホルモンの影響
女性はホルモンの影響により、生理前は体に水分を溜めやすくなります。この時期は腸もむくみやすく、腸の動きが鈍ってガスが溜まりやすいです。
ストレスによるもの
ストレスは万病の元と言いますが、ストレスを受けすぎると腸が活発でなくなり、ガスがたまりやすくなります。
オナラを我慢している
ガスによる腹痛を発症する人は、おならを我慢しやすい傾向にあります。
運動不足
運動不足だと腸の動きが鈍くなり、おなかにガスがたまる原因になります。
腸がけいれんすることで起こる腹痛

腸がけいれんするといっても、「今けいれんしている!」と感じるわけではありません。腸がけいれんして腹痛が起こっている場合、下痢になってしまったり、激しい腹痛に襲われることがあります。
この腹痛は、けいれん性便秘の症状としてよく見られます。この便秘では便が硬くなっているためなかなか排泄されにくく、改善されにくいのも特徴です。
▼固い便の解消法についてはコチラも参考にしてください! |
腸がけいれんする原因

腸がけいれんするのには、ストレスとのかかわりが強いと言われています。強いストレスを受けたり、日常的にストレスを受けすぎたりしていると、けいれん性便秘を引き起こしやすくなります。私は日ごろから緊張することが多く、それが原因になってしまっていたのかなぁ、と思っています。
他にも
- 生活習慣の乱れ
- 睡眠不足
- 精神的な疲れ
などは、自律神経を乱れさせてしまい、それが腸のぜん動運動を過剰にしてしまう事でけいれん性便秘になってしまうようです。
お腹が痛いときに食べたいもの

腹痛の時は基本的に、胃腸や消化に良い食べ物を選ぶようにしましょう。リンゴとヨーグルトはおいしいですし、この2つはとても合うので私はよく食べていました。
リンゴに含まれるペクチンは、腸内の悪玉菌を除去する効果があり、食物繊維が腸内をキレイに掃除してくれます。リンゴを擦って食べたり、ジュースにして飲むのも良いですよ。
また、腸内環境を整えるヨーグルトもおすすめです。ヨーグルトには、乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれていて、これらは腸内で悪玉菌を減らし、腸内環境を整えます。
この他にも、消化に良い麺類やおかゆを積極的に食べてみてください。あくまで腸に負担をかけない物を選ぶようにしましょう。また、お腹がすいていてもたくさん食べすぎてはいけません。腹八分目でストップしておいたほうが良いですね。
これらの食べ物は避けましょう

腹痛時に避けるべき食べ物には、以下のようなものがあります。
脂肪分の多い食べ物
唐揚げなどの揚げ物やケーキなどの甘い物は極力控えてくださいNGです。これらは消化に悪く、腸に大きな負担をかけてしまいます。
辛い、刺激が強い食べ物
私は辛い物が好きなのですが、唐辛子やスパイスなどの刺激の強い食べ物も荒れた腸内をさらに荒らしてしまうので、腹痛の時は我慢していました。
魚介類
刺し身などの生物や、タコやイカ、貝類なども消化しにくい食べ物ですので、腹痛の時はやめておきましょう。
アルコール類
お酒などのアルコール類は、お腹が痛い時は絶対に飲まないほうが良いです。胃腸以外の臓器にも、大きな負担がかかってしまいます。
さつまいも
さつまいもには、レジスタントスターチというガスを出しやすくする成分がふくまれています。余計にガスがたまってしまいます。
ガスがたまるのを解消する方法

ガス抜きマッサージ
腐敗ガスとは、いわゆるオナラのことです。オナラが自分の腸の中に充満していると思うと少し気分が良くないですが、お腹の痛みを和らげるには、単純にこのオナラを出してしまえばいいんです。
マッサージの方法は、おへその周りをのの字にクルクルと、やさしく撫でるようにマッサージをします。右足の付け根の上からみぞおちを通って左足の付け根の上まで、腸をなぞるようにしてみて下さい。
3~5分ほどマッサージしてみましょう。お腹が温まって腸が動き出し、けいれんも抑えてくれます。朝起きてすぐか、お風呂上りに行うと効果的です。
また、トイレで踏ん張るとき行うと。腹痛を抑えられ、排便もしやすくなります。寝ながら行うと、腹痛を和らげることもできます。
はじめはおそらく、すごくオナラが出はじめると思います。便が出るまでにはしばらくかかるかもしれませんが、気分が悪くならない程度の強さで気長に試してみてください。
ヨガのねじりのポーズ
息を吐きながらやってみてください。
食事中は喋らない
こんな事を意識したことはないと思いますが、食事中話しながら食べ物を食べると、体内に空気が入り込みやすくなるんです。食事は毎日何回も摂るものなので気を付けましょう。
ストローを使う
ストローを使うことも、体内に無駄な空気を取り込まないことに役立ちます。
おならを我慢しない
人前でおならするのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、できるだけ我慢しないようにしましょう。どんな美人でもおならをしていますよ!
運動する
近所を散歩したり、階段を上がったり降りたり、毎日できるような軽い運動から始めてみてください。
整腸剤
ガスを吸収させる効果がある整腸剤を服用することで腸内環境が整い、便秘も腹痛も解消できるのでおすすめです。
腸がけいれんすることによる腹痛の解消法

飲み物に注意
腸がけいれんしている場合の便秘には温かい飲み物がおすすめです。温かいものを送ってあげると腸を安定させることができます。反対に、冷たい飲み物はNGです。便秘による腹痛の時に冷たい飲み物を飲むと、余計に便が出なくなってしまうので、暖かいもの、または常温で飲むようにしてください。
白湯
固い便は暖かい水分に溶ける性質があるので、白湯は固い便に効果的です。熱すぎるとお腹がびっくりしてしまうので、「ちょっとぬるいかな?」と思うくらいが良いと思います。1日800ml以上飲んでしまうと腸内に必要な栄養素まで洗い流してしまう恐れがありますので、飲み過ぎないようにしましょう。
白湯は便秘解消効果のほかに、
・冷え性改善
・ダイエット効果
・デトックス作用
・美肌効果
などの働きもあります。
ココア
ココアには、リグニンと呼ばれる腸の調子を整える作用のある成分が含まれており、腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境を整えてくれます。
コーヒー
腹痛が起きている時に、特に注意したいのがコーヒー。ただでさえ腹痛で胃が弱っているので、カフェインを摂ると刺激が強すぎて腹痛が悪化しちゃうんです。
青汁
水分不足による便秘の場合は、青汁には便秘を解消する作用があるので効果を発揮するのですが、便が固くて便秘になっている場合、冷たい青汁よりも暖かい飲み物のほうが効果的に便を排泄することができるのです。
お腹を温める
カイロなどでお腹を温めるだけでも十分に効果があります。
ストレスを減らす
私はまず、自分のストレスが何によるものなのか、そのストレスが回避可能なものなのかを分析し、回避できるものは回避し、回避できないものはなるべく自分にストレスがかからないような対処法を探していきました。
また、ストレス解消のためにより時間を使うように意識し始めてからは、便秘もさらに改善したと思います。
便秘薬は便を柔らかくするタイプを選ぶ
便秘薬の使用は最終手段ですが、使うと決めた時大事なのは、「便を柔らかくするタイプ」の便秘薬を選ぶということです。
また、浣腸(かんちょう)もいいかもしれません。浣腸は、肛門から注入する液体タイプの便秘薬で、直腸あたりに硬便がつまっている感覚がある場合に効果があります。ただし、あまり多用すると逆効果になってしまいます。使用が日常化しないように注意しながら、苦しいときに使ってください。
腹痛を抑えるつぼ、合谷

場所と押し方
親指と人差し指の付け根のちょうど真ん中、手の甲の凹んでいるところが合谷です。
効果
このツボは、「万能のツボ」と呼ばれており、とても見つけやすく最も脳に刺激が伝わりやすいと言われています。
便秘のほかにも、頭痛や肩こり、目の疲れ、ニキビや肌荒れ、寝つきの悪さや精神的なストレスなどへも効果もあります。
▼ツボについてはコチラも参考にしてください! |
深刻な症状になる前に病院に行きましょう

便秘による腹痛の場合、便秘が解消されると自然に腹痛も治まるのですが、長期間痛みが続く場合や痛みが激しい場合は他の深刻な病気が隠れている可能性があります。なんとなくいつもと違った痛みだと感じたり、便秘が解消しても痛みが治まらない場合には、早急にお医者さんに診てもらうようにしましょう。「便秘で病院に行くのはちょっと・・・」と思ってしまうかもしれませんが、便秘外来や胃腸科には便秘の患者さんもたくさん行きますので安心してください。
便秘による腹痛を治すには・・・

以上が、私が腹痛に悩んでいた時に試して、腹痛、そして便秘を解消した方法です。1つ1つは頑張らないとできないような事ではなく、「いつもしていることを少しだけ変えてみる」くらいの事がほとんどです。
便秘で悩んでいる時、さらに腹痛がくると本当に辛いですよね。それが長引いてしまうと、心の底から疲れてしまいます。私も頻繁にくる腹痛から、「ほかの痛みは良いから腹痛だけはやめて!!」と思う事も多かったです。
便秘は悪いことばかりですが、自分の原因を見つけ、生活の中で対策をしていけば必ず改善していきます。自分が「これならできそうかな?」と思うことから気軽に始めてみてください!また、「病院に行ったほうがいいのかな?」と思う時は、迷わず行くようにしてください。便秘で病院に行く人なんてたくさんいます、ためらうことはありませんよ!
あなたが腹痛から解放されることを心から祈っています。
コメントを残す