便秘の改善にはきなこ!?他にもある全ての女性が欲しい4つの効果!

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便秘に悩んでいる人の中には
「なにか便秘を解消する方法はないかなぁ」
と探している人が多いと思います。
また、便秘を解消するついでに、ダイエットや美容にも効果があるととてもうれしいですよね!!

私は産後にひどい便秘になり、調子が悪い時は当たり前に1週間以上お通じが来ない状態でした。そのせいで起きる肌荒れや、ポッコリと出たおなかにひどく悩んでおり、
「このままずっと、私は便秘に苦しむんだろうなぁ」
「便秘のせいでどれだけ損をしているんだろう」
「何か便秘をスッキリ解消してしまうような方法はないかなぁ」
とずっと思っていました。
ですがある時、きなこが女性の体に良い、
という事を知り、きなこを日常的に摂るようにしてみました。

すると、なんと少しずつ便秘が解消しはじめたのです!
それからは毎日お通じが来るようになり、その他にも、以前より簡単に痩せられるようになったり、肌がきれいになり、
「女性としてこれほどありがたい食材はない!!」
と思ってしまいました。

ということで、きなこを摂ると体にどんな効果があるのか、また、それらの効果に効率の良いきなこの食べ方などを紹介していきたいと思います!

便秘は思っているよりずっと危険

便秘に悩んでいる女性はとても多いです。しかし、便秘になってもそんなに深刻に受け取る人は少ないですよね?「便秘になったから病院に行かないと!」と考える人は少ないと思います。ただ、便秘は深刻な病気を引き起こす事もある、注意すべき症状です。実際に便秘の時、体の中ではどんな事がおこっているのか、ご紹介したいと思います。

肌荒れなどの肌トラブル

便秘になってしまうと、もちろん便が腸の中に溜まるのですが、便は臭いと共に毒素も放出してしまいます。臭いと毒素は腸から取り込まれると、血液に乗って体中を巡ってしまいます。これが皮膚に到達すると、肌荒れの原因になるのです。

口臭や体臭

腸内でたまった便から排出された毒素は、血液に乗って全身をめぐるので、影響が出るのは皮膚だけではありません。
また、生ごみようなにおいも、毒素といっしょに全身をめぐるので、それが皮膚から排出されることで体臭、肺から呼吸によって排出されることで口臭となってひどい臭いを発してしまう原因になります。

妊婦の方への影響

腸内でたまった便から排出された毒素は、血液に乗って全身をめぐる。
と書きましたが、もしそれが妊婦の方の体内だとしたらどうなってしまうのでしょう。
毒素はへその緒を通じて赤ちゃんの体にも有害物質をめぐらせてしまいます。
また、便秘によって発生する活性酸素は卵巣にも悪影響を及ぼし、不妊症の原因になってしまうこともあります。

きなこは本当に便秘にきく?

効く効く、と言われても
ほんとに効くの?
と疑ってしまいますよね?
きなこが便秘に効くのには、もちろん理由があります。
それは、きなこに含まれている2つの栄養素、大豆オリゴ糖と食物繊維が便秘を解消する働きを持っているからです。

大豆オリゴ糖

きなこに含まれる大豆オリゴ糖は、ふつうのオリゴ糖と同じで、腸内の善玉菌を増やすことで便秘の解消に役立ちます。

オリゴ糖は胃や小腸で消化や吸収されることなく素通りし、すぐに大腸に届きます。
腸内にいる善玉菌は、オリゴ糖を食べてパワーを付け、数をどんどん増やしていきます。
善玉菌は腸内で短鎖脂肪酸という物質を放出します。
短鎖脂肪酸は脂肪酸の一種で、からだを有害物質から守る、発がん、肥満、糖尿病を予防する、食欲を抑える、免疫系を調整するなど、とても重要な役割を担っています。
腸内に善玉菌が増え、短鎖脂肪酸で充満すると、アルカリ性に傾き弱っていた腸内が、弱酸性に戻り、腸がとても活発に動くようになり、悪玉菌が増えにくくなって、便秘が解消するのです。

食物繊維

きなこの16.9%は食物繊維でできています。
これは他の野菜などと比べても、食物繊維が豊富なキャベツ(1.8%)、ごぼう(5.7%)と比べても、圧倒的に高いことが分かります。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あり、きなこに含まれている食物繊維のほとんどは不溶性食物繊維なのです。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維で、オリゴ糖と同じように腸内で善玉菌のエサになって腸内環境を改善します。
また、腸内で便をぬるぬるして滑りやすく、柔らかくする、という効果があります。

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は反対に水に溶けない食物繊維で、腸の中で大きく膨らみ、大きく1つにまとまった、硬い便を作る働きがあります。
大きくまとまった便は腸を刺激し、腸のぜん動運動を促してスムーズな排便を助けます。

この2つの食物繊維は、不溶性食物繊維によって1つにまとまった大きな便を、水溶性食物繊維によって柔らかく滑りやすい状態にすることで便秘が改善するので、どちらかを取っていればよいというものではなく、むしろどちらかを取りすぎてどちらかが不足している、というような状況になると便秘を悪化させてしまうこともあります。

ということで、この2つをバランスよく摂取する必要があるのですが、
理想的な比率は、水溶性食物繊維1に対して不溶性食物繊維2、とされています。

きなこは不溶性食物繊維の割合が高いので、コロコロと小さい便が出たり、食べる量が少ない人の便秘には効果的です。
しかし、便が直腸内で固くなってしまっている直腸性便秘の方は、効果が低くなってしまうかのうせいがあります。

きなこは女性が持つ多くの悩みを解消できる食品

便秘を解消したいし痩せたい、若々しさも保ちたい、、、、

こんな悩みはありませんか?

きなこはこれらの、女性が抱えやすい悩みを解決してくれます。
きなこの原料は大豆です。
大豆をいためて皮を取り除いた後、ひいて作られます。
つまり、きなこを食べると大豆の豊富な栄養素をすべて摂ることができるのです。

大豆は、炭水化物やタンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質、カルシウム、亜鉛や鉄などを豊富に含んでおり、そのとても高い栄養価から、別名で「畑の肉」と呼ばれたりしています。
実際に、大豆の栄養バランスはとても優れており、健康にはとても良い食品です。
また、きなこには美容効果も期待できます。
そのため、きなこは便秘だけでなく、美容が気になる女性や更年期に悩む女性にもとってもおすすめなんです!!

美容への効果

きなこは、イソフラボンを含んでいます。
イソフラボンとは、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種であり、女性ホルモンの一つであるエストロゲンに似た働きをします。
エストロゲンは肌の新陳代謝を促して肌を若々しくしたり、髪のつややはりを保つ働きをしており、美容には不可欠な栄養素だと言えます。

痩せやすい身体をつくる

きなこにはサポニン、という栄養素も含まれており、これは血管にこびりついたコレステロールや中性脂肪などの余分な脂質を取り除いて、脂肪の蓄積を防ぐ働きがあります。
ですから、痩せやすい身体をつくり、肥満予防などにも役立ちます。

更年期障害にも効果的

また、きなこに含まれるイソフラボンは、更年期障害に悩むひとも助けます。
更年期とは、女性の体が子供を産むことができるカラダから子供を産めないカラダに変わっていく期間のことで、何歳から始まるかは人によりますが、だいたい閉経の前後5年ほどの期間です。

この時期は、病気ではないものの、更年期障害が原因で日常生活に支障がでるような症状が起きてしまうことがあります。
更年期障害の原因には、エストロゲンの分泌が減ってしまうことなどがあげられます。
そこで、きなこに含まれるイソフラボンがカラダに入ることで、エストロゲンと似た働きをし、更年期障害を予防する、という働きをします。

きなこのちょうどいい摂取量

きなこが便秘や美容に、本当に効くとわかると、今度は
「きなこを始めたいけど、具体的にどれくらい摂ればいいの?」
というところが気になってしまうと思います。
きなこは、1日に大さじ約4~8杯、20~40g摂取することがおすすめです。

きなこに含まれている大豆オリゴ糖と食物繊維は、たくさん摂ればそれだけ便秘への効果は上がります。
しかし、きなこは摂りすぎてもよくありません。
きなこを摂りすぎると、きなこに含まれている大豆イソフラボンが乳腺や子宮に作用し続けることになってしまうため、乳ガンや子宮内膜症などの、女性が気を付けるべき病気になるリスクが高まってしまう可能性があります。
また、きなこは大さじ1杯で35kcalあり、食べすぎると太る原因になります。

ですから、きなこはあまり摂りすぎず、多くても40gほどに抑えましょう。

また、きなこに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするので、妊婦の方は、少なめの大さじ1杯以下にしておきましょう。

おすすめの食べ方

きなこには甘いイメージがありますが、それは甘いお菓子や砂糖などと混ぜられているからで、実はきなこ単体ではほとんど甘さはありません。

また、きなこの食物繊維は火を通したり、炒めたりすることで多少減ってしまいますが、そこまで多くは減りません。ですから、調理方法にはあまり気を使わず、好きな方法で摂ることができます。

おすすめのレシピ

便秘への効果がもちろん1番大切ですが、おいしさも大切ですよね!
ということで、具体的に、私が試してみて
「これはおいしかったな」
と思ったものを紹介していきます。

きなこ+ヨーグルト
私はヨーグルトが好きなので、いつもこの方法で食べています。
きなこ+牛乳
きなこと牛乳を混ぜるだけで、簡単にできます。
きなこ+豆乳
豆乳が好きな方におすすめです。こちらも豆乳と混ぜて飲むだけなので簡単にできます。豆乳にもイソフラボンが含まれています。

また、寒天にかけてみたり、スムージーに混ぜて作ってみたり、みそ汁に入れるなど、きなこは何にでもよく合い、とても使いやすいのも魅力です。

また、甘さが欲しいときはオリゴ糖と混ぜてみましょう。
オリゴ糖にも便秘解消の効果があり、それについては他の記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてください!!

きなこは女性の悩みを解消するすごい食材!!

きなこは

  • 便秘改善
  • 肌を若々しく保つなどの美容効果
  • 痩せやすい身体を作るダイエット効果
  • 更年期障害を軽くする効果

など、女性の体に起き、女性を悩ませる問題に働いてくれる、素晴らしい食材です。

それはきなこの原料である、大豆に含まれる、大豆オリゴ糖や食物繊維などの豊富な栄養素によるもので、きなこは1日20~40gほど摂るのが理想的ですが、妊婦の方は1日5gほどに抑えてい老いた方が良いでしょう。

私は肌荒れを改善するためにきなこを食べ始めましたが、ずっと悩んでいた便秘やダイエットなどの悩みまで解決したときはほんとうに涙が出るほどうれしかったです!!
ですから、
便秘がつらい、、、
老けたくない!
最近太ってきたなぁ、、、
というような悩みを持つ方は、ぜひ試してみてください!

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