キャベツで便秘を改善??簡単だけど間違えると危険なキャベツの摂り方

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キャベツは便秘に効果がある、というのは聞いたことがある方も多いかもしれません。
実際、キャベツには便秘に対する大きな効果があります。しかし、キャベツは少し間違えると、便秘に逆効果どころか、とても危険だということは知らない方が多いのではないでしょうか??

私は産後に便秘になり、便秘解消を夢見ていろいろな解消法を試し、自分に合った方法を見つけるまでとても長い間便秘に苦しめられてきました。その試行錯誤のなかで、キャベツは便秘解消に良く、たくさんの人がキャベツによって便秘を改善している。という記事を見つけ、試してみることにしました。

それから私は毎日毎日キャベツばかり食べる生活が始まりました。
しかし、何日たっても便秘は改善することはなく、
むしろ悪化している?
と感じるほどだったので、さらに詳しく調べてみると、
実は、キャベツによって改善するタイプと、悪化するタイプの便秘があり、さらに摂り方によっては危険でさえある。という事が分かったのです!!

そこで今回は、どのような人が、キャベツで便秘をスッキリ解消し、爽快な毎日を手に入れられるのか、また、どのような人がキャベツを摂ると危ないのか、ご紹介していきたいと思います!

便秘は思っているよりずっと危険

便秘に悩む女性はとても多く、3人に2人とも言われています。最近は便秘の人のための病院があるほどです。しかし、便秘で病院に行く人は少ないですよね?「便秘くらいみんななるでしょ」と普段通り過ごしてしまう人が圧倒的に多いのです。

実は便秘は、深刻な状況を引き起こしてしまう事もある症状なので、気を付けなければいけないのです。

肌荒れなどの肌トラブル

便秘の時は、もちろん腸の中に便が溜まっていますよね?便は臭いと毒素を排出し、これは腸から吸収されて、血管に入り全身をめぐります。この毒素が肌に悪栄養を及ぼすので、肌荒れになってしまうのです。

口臭や体臭

毒素が影響をおよぼすのは皮膚だけではありません。

また、生ごみようなにおいも、毒素といっしょに全身をめぐるので、それが皮膚から排出されることで体臭、肺から呼吸によって排出されることで口臭となってひどい臭いを発してしまう原因になります。

妊婦の方への影響

腸内でたまった便から排出された毒素は、血液に乗って全身をめぐる。
と言いましたが、もしそれが妊婦の方の体内だとしたらどうなってしまうのでしょう。
毒素はへその緒を通じて赤ちゃんの体にも有害物質をめぐらせてしまいます。実際、赤ちゃんのヘソの緒を調べると有害物質が見つかることがあります。

キャベツは便秘に効く栄養素が満点

キャベツには食物繊維がとても豊富に含まれています。
数字にしてみると、キャベツ100gあたりに1.8gの食物繊維が含まれており、不溶性食物繊維が1.4g、水溶性食物繊維が0.4g含まれています。

また、キャベツの中でも食物繊維がおおく含まれるのは、じつは芯の部分です。
食物繊維は便秘解消に働き、1日に19mg摂取するのが望ましいとされていますが、現代の日本人には、この食物繊維が大きく不足しているのです。

また、キャベツにはビタミンCも多く含まれています。
ビタミンCは新陳代謝を高める効果があるため、腸内の老廃物を排除する働きを高めることができ、自然な腸の運動を助けます。

便秘だけじゃない!他にもあるキャベツの効果

キャベツに含まれる食物繊維は、体の中で、コレステロールや老廃物を吸収してくれます。すると、糖尿病や高血圧などのリスクを抑えることができます。

さらに、キャベツにはビタミンUという、他の野菜にはあまり含まれていない、あまり聞きなれないビタミンも含まれています。
ビタミンUには、細胞分裂を促進し、たんぱく質をつくる働きを活発にする、という働きがあり、傷ついた胃の組織を修復することを助ける効果があるので、胃痛や胃もたれ、食欲の不振などの症状に対する効果も期待できます。

また、ビタミンCによる抗酸化作用によって、シミやシワを抑えるなど、美容効果も期待できます。

他にもたくさんある、キャベツに含まれる栄養素とその働き

ビタミンK

ビタミンKは骨や血を止める機能に関わる機能を果たしています。
骨折や骨粗しょう症、動脈硬化などの予防に効果が期待できます。

カリウム

キャベツのに含まれるカリウムは、とても重要なミネラルで、体内から老廃物を排出する働きがあります。ですから、カリウムが不足すると、足がむくんだりする原因になってしまいます。

こういう人にはキャベツは逆効果

キャベツに含まれる食物繊維には、弛緩性便秘と呼ばれるタイプの便秘に大きな効果があると言われています。
弛緩性便秘とは、ぜん動運動という腸が便を動かすような動きが弱まってしまうせいで、起こってしまう便秘です。
それは、食物繊維には、じつは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維と呼ばれる2種類の異なる食物繊維があり、そのバランスがとても重要だからなのです。

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は、腸内で善玉菌のエサになって腸内環境を改善し、腸内で便をつるんと滑りやすく、柔らかくする、という効果があります。
善玉菌とは私たちの健康に良い働きをしてくれる腸内細菌です。腸内細菌は、良い腸内環境をつくれるかどうかを大きく左右します

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して大きく膨らみ、大きく1つにまとまった硬い便を作ることで腸を刺激し、腸のぜん動運動を促してスムーズな排便を助ける効果があります。

この2つの食物繊維は、不溶性食物繊維によって1つにまとまった大きな便を、水溶性食物繊維によって柔らかく滑りやすい状態にすることで便秘が改善するので、どちらかを取っていればよいというものではなく、むしろどちらかを取りすぎてどちらかが不足している、というような状況になると、便秘を悪化させてしまうこともあります。

ということで、この2つをバランスよく摂取する必要があるのですが、理想的な比率は、水溶性食物繊維1に対して不溶性食物繊維2、とされています。
キャベツには100gあたりに1.4gの不溶性食物繊維と0.4gの水溶性食物繊維が含まれているので、キャベツだけをたべるのでは、水溶性食物繊維が不足してしまいます。

その結果として、特に、便が直腸内で固くなってしまっている直腸性便秘の方は、キャベツを食べても逆効果になってしまう可能性があるのです。
ですから、そういう人は積極的に摂るのは避けた方が良いでしょう。

食べすぎると危険

キャベツは危険になる場合がある。
と書きましたが、それはキャベツを食べすぎた場合に起こります。

順序を追って説明すると、
キャベツをたくさん食べると、キャベツに含まれるゴイトロゲンという成分が体内に増える。
ゴイトロゲンはヨードというミネラルの吸収を悪くする。
また、ヨードが体内に減り、甲状腺ホルモンというヨードによって出来ているホルモンも減ってしまう。
甲状腺ホルモンが減ると、甲状腺腫という病気にかかるリスクが高まる。

というような流れで、キャベツを食べすぎると、甲状腺腫のリスクが高まり危険なので、キャベツで便秘を解消したい人は食べる量に気をつけましょう。
と言っても、甲状腺にすでに病気があるような場合でなければ、通常の生活で食べるような量では全く問題ありません。

おすすめのキャベツの食べ方

1日にこれぐらい食べましょう

女性の1日に必要な食物繊維の量は17グラムとなっており、意識せずに生活をしているとこれだけ摂ることはなかなか難しいのです。ですから、便秘の解消のためにキャベツを食べるなら、1日100gは食べるようにしましょう。100gのキャベツからは、1日に必要ビタミンCの摂取量の半分も摂ることができます。

キャベツはできるだけ生で食べましょう

キャベツに含まれるビタミンは、熱に弱く水に溶けやすいという性質があります。なので、基本的にはサラダなど生でキャベツを食べることが理想です。
また、野菜を切って、それを洗うと、ビタミンは切り口からどんどん流れ出てしまいます。
なので、切る、水にさらすといった作業はできるだけ手早くするようにしましょう!

生のキャベツがおすすめできない場合

冷え性や胃の弱い方には、生のキャベツはあまりよくありません。
その場合は加熱して食べる必要がありますね。
加熱する場合は、おみそ汁やスープなどの汁ものがおすすめです。
汁ものだと、汁に溶け出した栄養素を無駄にせず、また、キャベツのかさを減らして食べることができます。
ロールキャベツやポトフなどは、体を温めることができるのでこちらもおすすめです。

おすすめの組み合わせ

キャベツには不溶性食物繊維が多く含まれているので、ワカメやこんにゃくなどの海藻やアボカドなどの果物など水溶性食物繊維の多い食材といっしょに食べるのがおすすめです。
また、唐辛子やにんじん、カボチャ、モロヘイヤ、などと一緒に食べるのもおすすめです。

水分や油分も一緒に摂りましょう

キャベツには便を大きく硬くする効果のある不溶性食物繊維が多く含まれているので、ドレッシングなどで油分を、飲み物を飲んで水分をいっしょに摂るようにしましょう。油分はオリーブオイルやゴマ油を使うのがおすすめです。

 

キャベツはいくつかのことに注意すればすごい食材

キャベツには多くの日本人に不足している食物繊維を多く含んでおり、便秘を改善する効果があります。
また、このほかにもたくさんの栄養素が含まれており、糖尿病や高血圧を抑えるなどの様々な効果が期待できます。
しかし、キャベツの便秘への効果は不溶性食物繊維によって便を大きく1つにまとめ、腸を刺激することで腸の動きを活発化させるのですが、その時に便が硬くなってしまうので、直腸性便秘など、便が固くなって便秘になっている人には逆効果になってしまいます。
さらに、食べすぎると甲状腺腫のリスクが高まってしまうので、目安として1日に100gを生で食べるようにしましょう。

キャベツは、下剤のように食べてすぐ効くわけではなく、食物繊維が便秘に効くのには48~72時間ほどかかると言われているので、最低3日間は食べ続けるようにしましょう、

便秘はとってもツラく、便秘に伴って起こるトラブルも多いです。
キャベツは全ての人に良い効果があるわけではありませんが、
「便秘で、たまにお通じが来ても、ウサギの便のように小さくコロコロとしている」
というような方には大きな効果が発揮できます!!
キャベツは簡単に摂ることができ、すぐ試すことができるので、ぜひ試してみましょう!!

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