便秘改善にはオリゴ糖!!私の慢性便秘を2日間でスッキリ解消した方法

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オリゴ糖が便秘に良いと聞いたことはありませんか?
実は、オリゴ糖に便秘を解消する効果があることは、医学的にも証明されています。また、その効果はとても効きが早く、下剤のように依存してしまう事や、副作用もありません!

長く続く便秘って本当につらいですよね。そのせいで起きる肌荒れや、ポッコリと出たおなかも常に悩みのタネですよね。私も昔からひどい便秘持ちで、調子が悪い時は2週間、3週間とお通じが来ないこともよくありました。

オリゴ糖に出会っていなければ、私は今も便秘に苦しんでいたと思います。ですので、その時の私のように「このままずっと便秘に苦しむのかなぁ・・・」と思っている方の役に、すこしでも立てればうれしいです!

便秘はできるだけ早く治そう

便秘に悩む人はとっても多いですが、特に女性には多く3人に2人と言われています。便秘のための病院もあるくらいですが、便秘を深刻に受け止め、病院にいく人は多くないですよね。

ただ、気を付けなければならないのが、便秘によって引き起こされる深刻な症状です。実際にどのような事が起きるか、ご紹介していきます!

肌荒れなどの肌トラブル

便秘になると、もちろん便が腸の中に溜まってしまいますよね?便は臭いだけでなく、毒素を排出してしまいます。この毒素は腸から吸収されると、血管から入って血と共に全身をまわり、肌に入って肌荒れを引き起こしてしまうのです。

口臭や体臭

腸に溜まった便から出てくる毒素は、血液とともに体中をめぐるので、影響が出るのは皮膚だけではありません。

また、生ごみようなにおいも、毒素といっしょに全身をめぐるので、それが皮膚から排出されることで体臭、肺から呼吸によって排出されることで口臭となってひどい臭いを発してしまう原因になります。

妊婦の方への影響

「便から出てくる毒素が血液に乗って体中をめぐる。」と書きましたが、もしそれが妊婦の方の体内だとしたらどうなってしまうのでしょう。毒素はへその緒を通じて赤ちゃんの体にも有害物質をめぐらせてしまいます。

また、便秘は活性酸素も発生させます。活性酸素は卵巣に悪い影響を与え、不妊症を引き起こす可能性もあります。

オリゴ糖ってどんな糖?

私は便秘解消のためにオリゴ糖を使い始めるまで、オリゴ糖のことはあまりよく知りませんでしたが、オリゴ糖は、野菜や果物、母乳など自然にある食材にも含まれており、少糖類と呼ばれる「糖」の一種です。ブドウ糖や砂糖などのほかの糖と同じように、水に溶けやすく、甘みがあるという性質があります。

しかし、オリゴ糖はほかの糖と比べて体内で消化や吸収がされづらく、ほかの糖よりカロリーが低いという特徴を持っています。ですから、糖質制限をしている方も甘味料として砂糖の代わりにする、という使い方もできます。
というようなことから、オリゴ糖は腸内環境を改善する効果のある、とっても体に優しい糖として注目されているのです。

オリゴ糖がなぜ便秘にきくの?

オリゴ糖は便秘に効くと書きましたが、その方法は下剤などの薬によって無理やり治すのではなく、副作用もありません。あくまで、自然に排便リズムを取り戻すような方法で、体に優しく便秘を改善できます。
その効果も、効くまでの速さも、他の便秘に効くと言われている食材より優れています。

なぜそんな効果があるかというと、腸内環境を良くする働きがある善玉菌と呼ばれる腸の中の細菌にとって、オリゴ糖がとても良いエサだからです。
善玉菌はオリゴ糖を食べるとどんどん数が増え、腸に良い影響を与えるので便秘が改善していくのです。

便秘の人の腸内はこうなっている

便秘状態の腸は、善玉菌が減り、腸の中の環境を悪くする悪玉菌が増えてしまっています。
悪玉菌は腸内でメタンガスを作り出し、メタンガスは強い臭いを発します。また、健康な人の腸内は酸性ですが、状態の悪い人の腸はその逆のアルカリ性になっています。
腸はアルカリ性になると、動きが悪くなってしまい便を動かす力が弱まるので便秘が起きています。この状態を弛緩性便秘と言います。

便秘の人がオリゴ糖を食べると、、

オリゴ糖は胃や小腸で消化や吸収されることなく通過し、大腸に届きます。
ビフィズス菌をはじめとする善玉菌善玉菌はオリゴ糖を食べてパワーを付け、数を増やしていきます。
これによって、悪玉菌が猛威を振るっていた悪い状態の腸内から、善玉菌の多い腸内フローラ(腸内細菌のバランス)へと改善されるのです。

また、善玉菌は腸内で短鎖脂肪酸という物質を放出します。
腸内に善玉菌が増え、短鎖脂肪酸で充満すると、アルカリ性だった腸内が酸性に戻り、腸が活発に動くようになって、便秘が解消するのです。

でもオリゴ糖って太りそう、、、

オリゴ糖、と聞くと砂糖などの他の糖類をイメージしてしまい、
「なんだか食べると太ってしまいそう、、、」
なんて思いますよね?

砂糖の場合、食べた直後からどんどん体内に吸収されます。
しかし私たちの体内には、オリゴ糖を分解できる消化酵素はありません。なので、オリゴ糖は胃や小腸を素通りして、いきなり大腸に到着します。
ですからオリゴ糖は胃や小腸で分解・吸収されずに、そのまま大腸に届くのです。
ちなみにオリゴ糖はとても体に吸収されづらいので、血糖値は上がりませんし、肥満の原因になることもありません。

オリゴ糖が多く含まれる食品

オリゴ糖は野菜や果物などの自然の食材にも含まれています。
ここではオリゴ糖が含まれる食材と、その食材100gに含まれるオリゴ糖の量を紹介していきたいと思います。ちなみに便秘解消に必要な1日に摂るべきオリゴ糖の量は約5gです。

きな粉7.0g
ゴボウ3.6g
タマネギ2.8g (約1個分)
バナナ0.3g (約13本分)

見ての通り、普段の食事から便秘解消に必要な5gのオリゴ糖を補うのは簡単ではありません。
玉ねぎなら1日2個、ゴボウなら1日1.5本食べてようやく足りる量だからです。

便秘解消に理想的な摂り方

理想的な摂取量

オリゴ糖は薬のように身体に負担をかけることなく自然に便秘を解消するのにぴったりな食材なのですが、あまりに多く摂りすぎた場合は、健康に害が出てしまいます。そうなると、下痢やお腹の張り、おなかがなる、おならの回数が増える、などの問題が起きてしまうことがあります。とくに、オリゴ糖の割合が高いサプリメントや純度の高いオリゴ糖商品を使用し始めるときは、少量から始めて様子を見ながら取るようにしてください。

また、オリゴ糖の具体的にどれくらいの量なら大丈夫なのか、という事が気になるかと思いますが、オリゴ糖の種類にもよりますが、2~3gくらいから始めることを目安にしてみて下さい。
慣れてくると成人なら1日5gくらいが理想的な量です。子供の場合は年齢によって0.5g~3gと、あまり摂りすぎないようにしましょう。

オリゴ糖を摂り始めて2週間くらいは、おなかがなったり、おならが増える、便が柔らかくなるなどが起きやすくなる事がありますが、これはオリゴ糖を摂り始めたことで、腸内環境が変わり、それが落ち着くまでにだいたい2週間ほどかかるからです。
もし、2週間を超えてもこのような問題が起き続ける場合は、体質的に合っていないのかもしれません。その場合はすぐにオリゴ糖をストップし、医師などの専門家に相談することをおすすめします。

オリゴ糖の種類

オリゴ糖を摂る時はその量だけでなく、オリゴ糖の種類に注目する必要があります。
オリゴ糖にはたくさんの種類があり、それをバランス良く摂るほど、便秘には効果的になるのです。
自然の食品からこれを実現しようとするのはあまり現実的ではないので、便秘解消のために調整されたオリゴ糖を使うのが効率的です。

オリゴ糖だけを摂るのではダメ?

「オリゴ糖は善玉菌のエサになる」と書きましたが、腸内環境を改善するために意識したいことがもう一つあります。
それは、善玉菌のエサと同時に、善玉菌として働く菌自体を含む、ヨーグルトなどの発酵食材などを摂ることです。

腸内環境を効率的に改善するには、

  • 善玉菌のエサとなる食材を摂取する事、
  • 善玉菌自体を含む食材を摂取する事、

この2つに気を付けることが重要になります。

オリゴ糖の選び方

オリゴ糖の商品を買うときに
「オリゴ糖ならどれでもいいでしょ!」
と、てきとうに購入してしまうのではなく、すこし注意して選んでみてください。

オリゴ糖の商品はスーパーマーケットなどにたくさん並んでいるかと思いますが、買うときに何に注意すればよいかと言いますと、

  • オリゴ糖の純度が高い
  • 粉末の状態である
  • 飲み物に簡単に溶かすことができる
  • 多種類のオリゴ糖が含まれている
  • 特定保健用食品認定されている。

この5つのポイントを目安に選んでみてください。

なぜかというと、オリゴ糖の商品には砂糖やシロップなどがたくさん含まれており、オリゴ糖の割合が低いものや、1種類のオリゴ糖しか含まれていないもの、粉末状でなく料理に使ったり飲み物に入れたりして使用することが難しいものなどがあるからです。

また、オリゴ糖のサプリメント商品は、オリゴ糖だけでなく善玉菌自体が含まれている商品もあり、自炊することが少ない方や忙しい方にはこちらもおすすめです。

おすすめの食べ方

「オリゴ糖が便秘に効くのは分かったけど、どうやって使えば良いかわからない。」

という人のために、具体的に私がどのようにオリゴ糖を摂っているかご紹介します。

普段の料理に使う

私は、普段の料理をするときに、オリゴ糖を砂糖の代わりに使用しています。料理の味や風味を壊すような強い甘さではないので、安心して料理に使うことできます。
さらに効果的な組み合わせを試したい方は、味噌や醤油、キムチなどの発酵食品をいっしょに料理に使うと、善玉菌自体も取り入れることができて、非常に高い効果が期待できます。

ヨーグルトに加える

私はヨーグルトが好きなので、ヨーグルトを食べる時に少しだけオリゴ糖を足して食べています。
ヨーグルトには、腸内を酸性にしてくれるなど、腸の環境を整えてくれる効果があります。ですから、ヨーグルトの効果はオリゴ糖の善玉菌を多くする効果を更に働きやすくしてくれます。なのでこの2つを一緒に摂ることで、さらなる整腸効果が期待で、便秘の改善にはもってこいの組み合わせなのです!
作り方も、ただヨーグルトに加えるだけなのでほぼ手間がかからず、忙しい方でも続けられる方法だと思います!

飲み物に入れる

私はお茶やコーヒーなどの飲み物にも、少しだけオリゴ糖を加えることもあります。ただし、オリゴ糖をたくさん入れすぎると、腸に負担がかかってしまうので、飲み物に入れる場合は1日1回、大さじ1杯のオリゴ糖を混ぜて飲むようにしましょう。

オリゴ糖の効果は便秘解消だけじゃない

オリゴ糖による効果は便秘を解消する事だけではありません。
それは善玉菌がオリゴ糖を代謝して作りだす、短鎖脂肪酸による効果なのですが、

  • 腸の動きを活性化させる。
  • 悪玉菌が増えるのを防ぎ、腸内を酸性に保つ。
  • 分な脂肪を分解する。
  • アトピーやアレルギーを抑制する。
  • 病原菌などに抵抗する力を高める。
  • 妊娠しやすい体づくり
  • 骨を強くする。
  • 糖尿病、大腸がんの予防

など、とても多く、幅広く健康への良い効果が期待できます。

オリゴ糖を今すぐ始めましょう!!

オリゴ糖はカロリーが低く、摂っても太りにくい糖類で、腸内で善玉菌のエサとなり便秘を改善します。
便秘を解消するためには、1日2~3gから始め、様子を見ながら1日5gくらいに増やすのが理想的です。また、オリゴ糖の種類をたくさん摂ることや、発酵食品など善玉菌となる菌を含む食べ物と組み合わて食べることに気を付けると、さらに効果が高まります。

便秘はとても辛く、それによって他のトラブルが起こってくる可能性も高いです。
私はオリゴ糖で便秘が改善しましたが、
「もっと早くに試しておけばよかったなぁ」
と思ってしまうくらい、スッキリ快適に過ごせています。

オリゴ糖を毎日摂るのはとても簡単ですぐ試すことができ、便秘を改善する以外にもたくさんの良い効果が期待できるので、ぜひ試してみましょう!!

こちらの記事で他にも便秘に効く食べ物をいくつか紹介しています!!

便秘を1発で改善する3つの食材、慢性的な私の便秘を解消した方法

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