産後の便秘にはかんちょうが効果的!?【授乳中でも安心して使える!!】

産後の便秘にかんちょうが効果的?授乳中も安全?試すべき5つの方法
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産後の便秘ってツライですよね…。「できるだけ早く治したい!」という思いから、浣腸(かんちょう)などの便秘薬を使おうという人も多いと思います。

しかし、「浣腸って授乳中でも安全なの?」「便秘薬ってどのくらい効果があるんだろう?」と、なかなか踏み出せない人もいるのではないでしょうか?この記事では、浣腸などの便秘薬の効果や安全性、産後の便秘に効果的な解消法などをご紹介します。「浣腸を使ってみようかな?」と考えている人はぜひ、見てください。

産後の便秘にかんちょうは効果的?

産後の便秘にかんちょうは効果的?

浣腸とは、おしりから腸に薬を注入するタイプの便秘薬で、産後の便秘にもとっても効果的です。また、直接腸に薬を送り込むので母乳に薬の成分が入りこむ危険がなく、授乳中の人でも安心して使う事ができます。

しかし、浣腸は頻繁に使うと以下のようなデメリットがあります。

  • 腸が刺激に慣れ、だんだん効果が弱まる。
  • 自分で排便する力が弱まり、便秘が悪化する。
  • 浣腸なしでは排便できなくなり、依存してしまう。

少しコワいですね・・・。これらのデメリットを避けるために、あまり浣腸に頼りすぎない事、あくまで一時的に使う事がすごく重要です。ですので、本当に耐えられない場合や、緊急のときの最終手段として浣腸は取っておきましょう。

産後に便秘薬は赤ちゃんに悪影響?

便秘薬は赤ちゃんに悪影響?

薬局などで売っている市販の便秘薬、下剤には、母乳に入り込むと赤ちゃんに悪影響を及ぼす成分が含まれている物があります。病院に行くと、このような成分を含んでいない、授乳中でも影響が少ない便秘薬を処方してくれるので、どうしても便秘薬を使いたいときは必ず病院で相談するようにしましょう。

私の場合は「あまりいきむと、出産の時の傷跡が開いてしまいそう・・・。」という怖さからなかなか排便できず、便秘になってしまっていました。そんな時、お医者さんに相談するとマグミットという便秘薬を処方してくれ、これを初めて使ったときは、力を入れなくてもスルッと排便できるので「やっと出てくれた!」とすごく安心しました。でも、やっぱり便秘薬ってしばらく経つと効かなくなってくるんです。実際に、私の場合もすぐに効果は薄くなってしまいました。

産後のかんちょうや便秘薬は最終手段

かんちょうや便秘薬は最終手段

浣腸も便秘薬も、あくまで一時的に解決にしかなりません。また、日常的に使ったり、使って排便するのがクセになってしまうと刺激に慣れて効果はどんどん弱まりますし、浣腸や便秘薬なしでは排便できなくなってしまう可能性もあります。ですので、浣腸や便秘薬は最終手段として、どうしても耐えられない時だけ使うようにしましょう。

つまり「産後の便秘を今すぐ解消したい!」という人は、浣腸や便秘薬で一時的に解消するだけでなく、便秘の原因を取り除くような根本的な便秘の解消に取り組む必要があるんです。

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産後に便秘になってしまう原因

産後に便秘になってしまう原因

そもそも産後に便秘になりやすいのって、なぜなんでしょうか?便秘を根本的に治すには、その原因を知って、1つずつ解消していくのが1番の近道です。では、産後の便秘に多い原因を見ていきましょう。

出産の時の傷口が開くかもしれないと言う恐怖

産後は、普通分娩の場合は会陰切開の、帝王切開の場合は切開した部分の傷口が治るのにはしばらく時間がかかります。治るまでの間、排便のたびに「いきむと傷口が開いてしまうのではないか」という恐怖で便秘になってしまう人も多いのです。

トイレを我慢してしまう事が増える

一日中赤ちゃんのお世話に追われていると、ついつい便意を我慢しがちになり、ゆっくりトイレに入る時間なんてないと思ってしまいますよね。しかし、それがずっと続いてしまうと、便意を感じるセンサーが弱くなってしまい、便秘の原因になってしまいます。

運動不足になり、体の筋肉が弱まる

産後は1週間くらい入院することが多いです。また退院後も、家事や赤ちゃんのお世話を家の中でする時間が長くなりますよね。その結果、運動量が減ってしまう人が多いのです。運動不足だと、腸の周りの筋肉が弱まって排便しづらくなったり、腸への刺激が少なくなるので便秘になりやすくなってしまいます。

赤ちゃん中心の生活への変化

赤ちゃんのお世話をし始めると、夜は授乳のためにこまめに起きるようになるし、生活リズムが乱れ、睡眠不足になる人も多いです。このような生活では腸の働きをコントロールしている自律神経の働きを狂わせてしまいますし、ストレスも溜まって便秘になりやすくなってしまいます。

母乳を作るようになるため、水分が不足しやすい

母乳はお母さんの体の水分から作られるので、意識的にかなり多めに水分を摂るようにしないと、水分不足に陥りやすいです。便の70%は水分でできているので、体が水分不足だととっても便秘になりやすい状況になってしまいます。

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産後に便秘になってしまう原因を解消するには・・・

これらの原因を解消するには・・・

便秘を根本的に解消するには、食事や運動、生活習慣など小さなことから始めてみましょう。上記の原因を解決すれば、便秘は必ず解消します。具体的には以下のような事に気を付けてみましょう。

いつもより多めに、こまめに水分補給する。

便秘を解消するにはまず、水分不足にならないようにする事がとても大切です。一般的な女性でも1日に1.5Lの水分を摂るべきなのですが、授乳で水分を失いやすい産後の女性は1日2L以上をこまめに飲むようにしましょう。

便意はできるだけ我慢せず、毎朝トイレに行く習慣を作る。

赤ちゃんのお世話に集中していると便意をついつい我慢してしまいますが、どうしてもトイレに行けないとき以外は絶対に我慢しないようにしてください。

また、トイレに行く習慣を作るのも便秘解消に効果的です。毎朝、朝食の後などの決まった時間にしばらくトイレで座る時間を作ってみましょう。

食事に食物繊維や発酵食品を積極的に取り入れる。

食生活を少し変えるだけで便秘が解消する事も多いです。腸を刺激し、腸の中の善玉菌のエサとなる食物繊維、善玉菌を増やす効果のある発酵食品を意識して食べてると良いでしょう。

軽い運動で運動不足を解消する。

産後1ヶ月は体の回復のために激しい運動を控えるべきですが、運動不足も便秘の原因になってしまいます。そんな時は家事を有効活用して体を動かしてみるのがおすすめです。部屋の掃除、特に窓ふきは普段使わない筋肉を使えるのでオススメですよ。

お腹をやさしくマッサージしてみる。

外出や運動があまりできない産後の時期におすすめなのがマッサージです。

マッサージ①

手を重ねて、左足の付け根あたりをグッと押していきます。このあたりは、腸の中でも便がたまりやすい「S状結腸」という部分で、便秘の時に触ると固くなっているのがわかると思います。ここを押すことで腸を刺激しましょう。

マッサージ②

両手でしっかり力を入れながら、右足の付け根あたりから、円を描くように左足の付け根の方まで押していきましょう。

マッサージ後はコップ1杯の水を飲むようにしましょう。冷水よりも常温の水がおすすめです。

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産後の便秘にかんちょうや便秘薬を使う時の注意点

浣腸を使う時の注意点

先ほども言った通り、浣腸を続けて何度も使ったり、常用するのは絶対に避けてください。

また、使用方法には十分に注意してください。浣腸はあくまで医療行為なので、間違った方法で使用すると何か悪影響が出てしまう可能性もあります。

浣腸以外の便秘薬、下剤を使う時は特に、必ず医師に処方されたお薬を使うようにしてください。授乳中の人が市販の便秘薬を使ってしまうと赤ちゃんに悪影響が出てしまう事があります。

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産後の便秘にベストな解消法は?

産後の便秘にベストな解消法は?

いかがでしたでしょうか?浣腸などの便秘薬はとても効果的ですが、使う頻度や注意点に気を付けながら、あくまで一時的な改善と考えて使うようにしましょう。また、便秘の原因を解決し、根本的な便秘の解消を目指していきましょう。便秘はツライですが、上記の方法を続ける事で必ず解消することができます!

私は産後に便秘だけでなく、切れ痔やおならのにおいがキツイ事などにも悩んでいたのですが、便秘が治るとこれらも自然に治って本当にうれしかったです!痔などの症状は便秘が原因で起きていることが多いので、その場合は便秘を解消する事で治る人も多いですよ!便秘によって引き起こされる症状に悩んでいる人もぜひ、解消法を試してみてください。

産後の便秘で悩む1人でも多くの人が、便秘を解消できることを祈っています。

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