皆さんは便秘に悩んだことってありませんか?便秘の時って便秘自体も辛いですが、少しでも改善しようと食べ物に気を付けてみたり、良い生活習慣を意識してみたり、けっこう負担なんですよね。また、そんな時にちょっと気を抜いてしまうとあっという間に便秘はぶり返してしまいます、、、
私は「呼吸法」と出会ってから、便秘対策が本当に手軽になりました。こんな事を言うと、「呼吸の仕方を変えるだけでホントに便秘が治るの・・・?」と疑ってしまう人もいると思いますが、呼吸と便秘には深い関係があるのです。呼吸法は、通勤中の電車の中や、トイレの中などいつでもどこでも行う事ができます。とっても簡単なので、「何か便秘対策を始めよう」と思っている人は、まず試してみて下さい。
本当に呼吸で便秘が改善するのか?
「呼吸が便秘に効く」なかなか信じがたいですが、筋肉トレーニングやエクササイズをする時にも、呼吸の仕方を間違えれば効果が半減してしまうとも言われています。そのくらい、呼吸はさまざまな事に深く関係しているんですよ。
普段の呼吸が浅い呼吸から深い呼吸へ変わると、呼吸による消費カロリーが増えるので、痩せやすい身体になることができます。
横隔膜を刺激する呼吸法
私たちは普段、呼吸をするときに、無意識に横隔膜を使っています。その横隔膜を刺激する呼吸法をご紹介します!
- 背筋を伸ばして立つ
- 肩の力を抜いて、両手をおなかに当てる
- 5秒くらいかけて、ゆっくりと鼻から息を吸う
- 下腹部に力を入れながら、吹き矢を吹くようなイメージで、「フッ」と一気に息を吐く
- これを20回繰り返す
1日1回、朝食の後におこなうのがおすすめです。
慣れてくると座って行っても問題ありません。
なんで呼吸法を変えると便秘が改善するの?
この呼吸法は勢いよく息を吐くことで、横隔膜を刺激し、心臓の動きを活発化させることができます。心臓が良く動くことで、血流がよくなり、腸のぜん動運動をうながし、腸の中の便をスムーズに送り出すことができます。
この横隔膜を刺激する呼吸法は、自律神経を正常にさせるので、下痢にも効果があります。
こんなひとにおすすめ
便秘と下痢が交互に来てしまうようなタイプの便秘の人にとてもおすすめです。
腹横筋を鍛える呼吸法
筋肉を鍛える、というとハードなトレーニングが思い浮かぶかもしれませんが、筋肉は呼吸によっても鍛えられます。
- 仰向けに横になり、軽くひざを立てる
- 両手でお腹が膨らむのを感じながら、鼻から息を吸う。
- おなかが膨らみきったら、軽く息をはいてお腹がもとに戻る感覚を感じる。
- そこから力を抜くようなイメージで、深く息をはき切る。
- はき終わったら、自然に息を吸い、これを3回繰り返す。
なぜこの呼吸法で便秘が改善するのか
腹横筋を鍛える
腹筋の中には腹横筋という、おなかの中の圧力を高め排便を促す役割がある筋肉があります。この腹横筋は、腹筋の奥深い場所にあり、内臓を包む場所にあるインナーマッスルです。また、呼吸する際、この筋肉が横隔膜を押し上げることで息をはきます。なので、腹横筋は呼吸と排便にはとても重要な筋肉なのです。
この呼吸法は、この腹横筋を効率よく鍛えることができます。
交感神経を整える
ゆっくりと長めの息をはくことで副交感神経が優位になります。胃腸は自律神経の中の副交感神経に支配されています。深腹式呼吸法で副交感神経が優位になると、大腸のぜん動運動が活発になります。
排便を助ける
排便時にこの呼吸法を使うことで、腸に腹横筋による圧力がかかりやすくなり、また、この呼吸法で息を吐く時に肛門が緩むので、あまり力まなくてもスムーズに排便できます。
こんなひとにおすすめ
毎回、排便をする際に強くいきまないと便が出てこないという人におすすめです。
まとめ
おすすめの呼吸法
- 腹式呼吸
- ヨガの呼吸法
- 横隔膜を刺激する呼吸法
- 腹横筋を鍛える呼吸法
いかがでしたでしょうか?食事や運動もとても大事ですが、常に気を使いつづけるのも難しいものです。そんな時、私はこれらの呼吸法を行うことで、とってもお手軽に便秘を解消しています!!
「便秘を解消したいけど何から始めればいいんだろう?」と悩んでいる人は、まず呼吸法から始めてみるといいですよ。きっとすぐに改善を体感できると思います。
この記事が多くの人の役に立つ事を願っています。
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